| タイトル |
Single and combined microwave induced anxiety-like behavior via NLRP3 dependent neuronal pyroptosis in hippocampus and amygdala in mice
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| 日本語タイトル |
マウスの海馬および扁桃体におけるNLRP3依存性神経細胞パイロトーシスを介した、単独および複合マイクロ波による不安様行動の誘発
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| 著者 |
Zhou G, Guo L, Qin T, Zhang Z, Gao P, Wang X, Lin J, Liu L, Zheng B, Li J, Ding G
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| 所属 |
Department of radiation protection medicine, School of Preventive Medicine, Fourth Military Medical University
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資料区分 |
論文
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| 雑誌名 |
Ecotoxicol Environ Saf
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文献区分 |
原著論文・短報
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| 発表年 |
2026
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周波数区分 |
高周波(300kHz-30GHz)
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| 巻/ISSN(号):ページ |
310: 119818
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研究区分 |
動物研究
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| 国 |
China
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PubMed ID |
41643305
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| 論文情報入手日 |
2026-02-01
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DOI |
10.1016/j.ecoenv.2026.119818
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| キーワード |
Amygdala; Anxiety; Blood-brain barrier; Combined microwave exposure; Hippocampus; Neuronal pyroptosis.
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| 概要 |
単一周波数のマイクロ波へのばく露は行動変化を誘発する可能性があることが報告されているが、複数の周波数のマイクロ波への複合ばく露が行動に及ぼす影響は不明である。この研究は、マウスをSバンド(3.5 GHz)マイクロ波(S群)、Cバンド(4.9 GHz)マイクロ波(C群)、またはSバンドとCバンドの両方のマイクロ波への複合曝露(SC群)のいずれかに、5週間(1時間/の日)、電力密度50 W/m2でばく露した後、不安様行動、うつ様行動、および認知行動を評価した。海馬と扁桃体の形態構造とNLRP3インフラマソーム依存性パイロトーシスのレベルを観察した。さらに、血液脳関門(BBB)と扁桃体のシナプスの変化を調べた。その結果、擬似ばく露群と比較して、3つのばく露群全てでマウスの不安様行動が増加した。S群と比較して、C群とSC群の不安レベルは遥かに高かった。しかし、SC群の不安レベルはC群よりも低かった。更に、NLRP3インフラマソーム依存性の神経細胞パイロトーシスは、全てのばく露マウスの海馬と扁桃体の両方で観察され、SC群は海馬CA3領域で最も重度の脳損傷を示し、C群は扁桃体の病理とBBB破壊が最も大きかった。要約すると、これらの知見は、マイクロ波誘発性不安の根底には海馬と扁桃体におけるNLRP3インフラマソームを介した神経細胞パイロトーシスがあり、これらのばく露条件下では、扁桃体特異的パイロトーシスが海馬損傷よりも不安様行動を引き起こす上でより支配的な役割を果たしている可能性を示唆している。更に、複合マイクロ波ばく露は拮抗的な生物学的影響をもたらす可能性がある、と著者らは結論付けている。
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