| タイトル |
Investigation of fetal exposure to electromagnetic waves between 2.45 and 5 GHz during pregnancy
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| 日本語タイトル |
妊娠中の2.45-5 GHzの電磁波への胎児のばく露の調査
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| 著者 |
İl N, Ateş K, Özen Ş
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| 所属 |
Department of Electrical and Electronics Engineering, Faculty of Engineering, Akdeniz University
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資料区分 |
論文
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| 雑誌名 |
Radiat Prot Dosimetry
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文献区分 |
原著論文・短報
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| 発表年 |
2025
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周波数区分 |
高周波(300kHz-30GHz)
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| 巻/ISSN(号):ページ |
201 (18): 1188-1200, article ID ncaf110
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研究区分 |
ドシメトリ
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| 国 |
Turkiye
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PubMed ID |
40995977
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| 論文情報入手日 |
2025-10-01
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DOI |
10.1093/rpd/ncaf110
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| キーワード |
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| 概要 |
この研究は、妊娠後期に身体が高周波(RF)電磁界にばく露された状況における胎児の脳と肺の比吸収率(SAR)を評価した。周波数範囲は2.45-5 GHzで、入射電磁波の垂直偏波と水平偏波の両方で、正面および側面入射に対するSAR計算を実施した。非電離ドシメトリの数値シミュレーションを行うため、へそピアスをした現実的な妊婦モデルを実装した。シミュレーション結果から、へそピアスがあるとSARが上昇する傾向があることが明らかになった。胎児の肺で記録された最高のSAR10gは、2.45 GHzで16 mW/kgであった。同様に、胎児の脳で測定された最大SAR10g値は、周波数2.45 GHzで14 mW/kgであった。これらの結果は、金属物体がSAR値の上昇につながる可能性があることを示している。但し、得られた値は、電気電子学会(IEEE)および国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)などの国際組織によって設定されたばく露制限値を下回っていた、と著者らは報告している。
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